「いつも体のどこかが調子悪いのに、どこに行っても原因がわからない」
「病院をいくつも回ったけど、異常なしと言われてしまう」
「気にしすぎと言われて、もっとつらくなる」
そんな声を、これまで何度も聞いてきました。
もしかするとその不調は、心の疲れがサインとして体に出ているのかもしれません。
不安や怒り、悲しみといった感情は、知らず知らずのうちに体を緊張させます。
たとえば、肩や首がガチガチに固くなったり。
胃腸の調子が悪くなったり。
表情が固くなり笑えなくなったり。
これは、自律神経のバランスが乱れることによって起こる現象です。
お客様の中には、施術を受けながら、誰にも言えなかったことや、胸の奥にしまったまま忘れたふりをしていた感情を話してくれることがあります。
そうすると、少しずつ体がゆるみます。
そして何度も通ううちに、固く重い心と体が柔らかく軽くなっていきます。
人は触れられることで安心します。
安心して話せることで、心の緊張がほどけていきます。
どちらか一方だけのアプローチではなく、心と体の両面から整えることが大切です。
頑張りすぎている人ほど、自分のことは後回しにしてしまいがちです。
頑張り屋さんだからね。
本当に大切なのは、自分を丁寧に扱うことです。
定期的にメンテナンスをして、心と体を整えておくことが、日々を穏やかに過ごす土台になります。
「何もしていないのに、疲れている」
そんなときは、自分に優しくする時間をとってみてくださいね。