人生が変わる「ありがとう」の魔法

1日の中で「ありがとう」と何回言っていますか?

数えきれないくらい言う人もいれば、ほとんど言わない人もいると思います。
仕事や生活環境によっても違ってきます。

そういう私はどのくらい言ってるのか。
ちょっと数えてみました。

朝起きると、夫が洗濯物を干してくれているので「ありがとう」
コーヒーを淹れてくれるので、また「ありがとう」

ただ、この2回の「ありがとう」は、目の前に夫がいない場合が多い。
なぜなら、私は夫が仕事へ出かけた後に起きることが多いからです。

買い物をすれば、レジで対応してくれた店員さんに向かって「ありがとう」
エレベーターでドアを開けてくれた人がいれば「ありがとう」
歩行中に道を譲ってくれた人がいれば「ありがとう」
電車の乗り降りで場所を空けてくれる人がいれば「ありがとう」
エスカレーターで譲ってもらったら「ありがとう」

夜になって、夫が食事を用意してくれたら「ありがとう」
片付けをしてくれたら「ありがとう」
一緒にいろんな話をしてくれたら「ありがとう」
悩みを聞いてもらったら「ありがとう」
夜寝る時には「今日も1日ありがとう」

SNSを見てコメントしてくれたら「ありがとう」
告知をシェアしてくれたら「ありがとう」
メッセージをくれたら「ありがとう」

イベントに出店すれば、来てくれたお客さんに「ありがとう」
会いに来てくれた人にも「ありがとう」
出店者同志で、おしゃべりしてくれて「ありがとう」
素敵な作品を見せてくれて「ありがとう」
主催してくれて「ありがとう」

仕事で夜勤に行けば、さらに「ありがとう」が増えていきます。
声かけをしてお手洗いに行ってくれたら「ありがとう」
食事介助で一生懸命食べてくれたら「ありがとう」
更衣を手伝わせてくれたら「ありがとう」
移乗のお手伝いの際、協力してくれたら「ありがとう」
協力できなくても安全に移乗できたら「ありがとう」
おむつの交換をさせてくれて「ありがとう」
夜中に巡視させてくれて「ありがとう」
困った時にナースコールを押してくれて「ありがとう」

パートナーが家事をしてくれるのは当たり前じゃない。
見知らぬ人がエレベーターのドアを開けてくれるのも、道を譲ってくれるのも当たり前じゃない。
当たり前じゃないことを忘れないように、「ありがとう」を言うようにしています。

誰かに褒められたくて言うんじゃない。
すごいと思われたくて言うんじゃない。
「私、今日も感謝できてて偉い」って、自分で自分を褒めるために言うんです。

行動としては会釈だけして、心の中で言うこともあれば。
実際に声に出して言うこともある。
どちらにしても、大事なのは「ありがとう」という気持ちがあるかどうかです。

そう考えれば、誰にも会わなくても「ありがとう」が言えますよね。
今日も頑張って起きて顔を洗った私に「ありがとう」
ご飯を食べた私に「ありがとう」
太陽の光に「ありがとう」
心地いい風に「ありがとう」

1日に100回「ありがとう」を言うと、奇跡が起こると言う人もいます。
奇跡が起こるかどうか、私にはわからないけど。
「ありがとう」と言われて嬉しくない人はいない。
なら、たくさん言ったほうがいいよね。
人にも自分にも。

ちょっとだけ余談ですが。
私が夜勤の日は、利用者さんたちは穏やかに過ごすし、とてもよく寝ます。
たとえ気が立っていても、夜中の0時が過ぎる頃には、気持ちが落ち着いて朝まで静かに過ごされます。
これもきっと、「ありがとう」の魔法のおかげだと思っています。

あなたは1日の中で「ありがとう」と何回言っていますか?
大切な人にこそ「ありがとう」と伝えてくださいね。

ではまた。