身体の不調を整えたいのか、心の不調を整えたいのか。

本当に身体を治せるのは、国家資格のある鍼灸師だけだ!
と、たまに石が飛んできます。
(実際に石が飛んでくるわけではなく、SNS上で自分の正しさをこちらに強要してくる言葉が飛んでくるという意味です)

もちろん知っています。
だから私は治すとは言ったことがありません。

それでも施術をすることに対して、あれこれ石を投げてきます。
国家資格を持たないくせにと。

先日、ある人との打ち合わせで、自分の人生を振り返る機会がありました。
その中で、どうして施術をしてるのか、どうして心理カウンセラーになったのかを、改めて考え気付いたことが沢山ありました。 

あなたは唯一無二の存在だよ。
大切に扱われる価値のある人間だよ。
一人じゃないよ。
ダメな人間なんかじゃないよ。

そう伝えたくて、手のもみほぐしをしているし、心の仕組みを勉強しています。
ひとりぼっちで悩まないでほしい。
心からそう思っています。

そしてもうひとつ、どうして「女性の相談室」なのか。
それは、服屋を経営していた時から一貫している想い。
女性の笑顔が、世界を明るく照らすと信じているからです。

好きな服を着てテンションが上がれば笑顔が増える。
笑顔が増えれば周りの人も笑顔になる。
そうして笑顔の女性が増えれば、きっと世界が明るくなると、服屋をしている時に思っていました。

その想いは今でも変わらなくて。
女性が自分の本当の心を取り戻せば笑顔になり。
その女性の周りにいる人たちも笑顔になり。
世界中が笑顔で溢れたらいいなと思っています。

そのために手のもみほぐしをし。
心理カウンセラーとなって話を聴き。
こうして文字を綴り。
音声配信をしています。

私に石を投げてくる人は、国家資格が必須というけれど、目的が違うんですよ。
受ける人も提供する人も。

身体の不調を整えたいのか、心の不調を整えたいのか。
その方法が、施術という大きな括りで一緒なだけで、目的が違うんです。

もちろん、何の学びもなく行っていたとしたら、それは問題かもしれないけど。
そこまで確認してから、石を投げてほしいなと思っています。

正しさの押し付け合いはやめて、そろそろ協力し合えるといいなと思います。
取り合うのではなく共有することで、お客さんの心と身体を整えられたらと思っています。

石を投げる暇があったら、技術を高めた方がよっぽどいい。
そんなことを思いながら、今日も過ごしています。

ではまた。