あなたの目の前にいる人はあなたの友達?仲間?それともお客さん?

自分の商品やサービスを購入しない友人に対して、不満を言っている人を時々見かけます。
自分の商品やサービスを購入した人とは仲良くするけど。
ある程度の期間仲良くした後、自分のお客さんにならないと分かった途端、交友関係を切る人がいます。

その人にとって人と関わる時に一番大事なのは、目の前の人が自分のお客さんになるかどうかなんでしょう。
目の前の人がどういう人かなんて、興味がないんでしょう。
頭の中は、売れるかどうかしか、考えていないのかなと思います。

友達なのにどうして買ってくれないの?と言われることもあるけど。
それって本当に友達?と思ってしまいます。
そして、そういう人に遭遇すると、とても寂しい気持ちになります。

友達や仲間はお客さんではないと、私は思っています。
もちろん、買ってくれれば嬉しいけど。
商品やサービスを買うかどうかと、友達や仲間かどうかは別です。

商品やサービスに興味があって、必要なら買うだろうし。
興味があっても必要がなければ買わない、ただそれだけのことです。

友達なのに、こんなに親しくしてるのに買ってくれない、と思う時点で。
もうその人は友達じゃなく、搾取する相手になっている。
その人との付き合いに、損得勘定が働いてしまっている。
と私は思います。
 
自分の商品やサービスを売り込みたいなら、友達という言葉を使わずに、堂々と営業すればいい。
自分の商品に自信をもって、損はさせないから買ってほしいと言えばいい。

もしそれで商品が売れないとしたら、それは友達じゃなかったから売れないんじゃなく。
その人に必要なかったから売れないだけ。
必要な人に届ける工夫をすればいいのではないでしょうか。
 

売れない理由を人のせいにしない方が、いいと思います。
友達じゃなかったから売れなかったというのは、ただの言い訳です。
責任転換ばかりしてたら、友達がみんないなくなってしまいます。

友達も、お客さんも、他の仲間も、綺麗に分けることはできないけど。
場面で気持ちを切り替えることはできます。
そして、こちら側で気持ちや感情を切り替えた方が、関係を壊さずにいられます。

職場の仲間も大切な人たちだし。
仕事で出会った仲間も大切。
友人もお客さんも大切。
みんなを大切にするために、それぞれの場面で自分の感情や気持ちを切り替えていく。

大切な人を大切にできるように、大切な人を失わないように、私も気をつけたいと思います。

ではまた。