本当は1番好きな人がいるのに、なぜか2番目の人と付き合ってしまう。
なぜか一癖も二癖もある人とばかり付き合ってしまう。
ダメな男だって分かってるのに別れられない。
素敵な理想の人と付き合えても、最後は自分から別れることを選んでしまう。
一緒にいることが耐えられなくなる。
若い頃の私はそんなことを繰り返していました。
どうしてそうだったのか。
今になってようやく分かってきたので、整理するためにここに記しておこうと思います。
ダメンズを引き寄せて付き合うけどすごく好きなわけじゃないという矛盾
初対面の女性を軽い口調で口説く。
どこに行っても女性とすぐに仲良くなる。
そんな男性っていますよね。
お茶を飲みに行ったカフェでレジを対応した店員さん、歯を治療しに行った歯医者で出会った看護婦さん、出会った場所がどこであろうと女性がいれば話しかけて口説く。
しかもコミュニケーション能力が高く会話が弾む。
冷静に考えれば遊び人と分かるのに、なぜか楽しくて良い人と勘違いしてしまう。
そうかと思えば影があってどこか謎めいた人にひかれたり。
そんなに好きじゃないけどしつこく口説かれてるうちに「まあいいか」とOKしてしまったり。
理想通りの人と付き合えたとしても、なぜか落ち着かなくてソワソワする。
どうしても彼を信じ切れずに試すような言動を繰り返す。
そのうち彼の隣にいることがいたたまれなくなって、自分から別れを切り出してしまう。
若い頃はそんな恋愛ばかりを繰り返していました。
だからといってダメンズが好きなわけじゃないんです。
でもなぜかダメンズばかり寄ってくるし選んでしまう。
あの頃はどうしてか分からなかったけど、今ならなんとなく分かる。
私は自分に自信がなかったから、きっとそれが相手に見えてしまってたんだと思う。
そしてそこに付け込まれていたんだと思う。
本当に大切にしてくれる人もいたけど、試すことでしか愛情を確認できない私は、いつしか彼にとって重い存在になっていたんだと思う。
結局は自分でダメンズを引き寄せ、大切な人は自分で手放していました。
1番好きな人がいるのに2番目に好きな人と付き合う理由
1番好きな人がいる。
もちろん2番目なんて存在はいない。
いないけど2番目という存在を作ってしまう。
その理由は、1番好きな人に告白して振られたら耐えられないから。
だから振られても何とも感じない2番目の存在を作っていました。
2番目の人というのは”ちょっといいな”と思うくらいの軽い存在。
1番好きな人はまぶしすぎて、自分は釣り合わないとどこかで感じていて側にいるのが耐えられない。
2番目の”ちょっといいな”と思うくらいの存在なら、側にいても頑張らなくていいし、万が一別れることになっても好きじゃないから傷つかない。
あとは、自分にはこのくらいがちょうどいいんだって、自分が本当に好きな人じゃなく、自分を好きでいてくれる人と付き合う方がいいんだって、そう言い聞かせていたのもありました。
自分が傷つきたくないだけ。
今思えば相手にとても失礼で最低な女性でした。
尽くせば尽くすほどダメになるを繰り返しさらに自信をなくしていく
それでも情はわいてくる。
2番目の存在だけど、時間を共有するうちに大切な存在になり、二人の関係が居心地のいいものになっていく。
そうなると今度は手放したくないと思い始める。
居心地のいい場所を壊さないために尽くすようになる。
身の回りの世話を焼き、なんとかつなぎとめようとする。
尽くせば尽くすほど相手はダメな男になっていく。
そしてケンカが耐えなくなる。
こんなに尽くしてるのにどうして分からないの?
どうしてもっとまじめに働かないの?
どうして優しくしてくれないの?
見返りを求めて尽くすから、期待通りの反応が返ってこないと不満が残る。
彼にしてみれば、黙っていても身の回りのことをしてくれるから、どんどん自分のことを自分でしなくなる。
多少私の機嫌が悪くても、時間がたてばすり寄ってくるのを知ってるから放置する。
私は彼に依存し、彼にとって便利な存在となっていく。
どんどん二人の関係は悪くなりやがて終わりが来る。
頑張れば頑張るほどうまくいかない悪循環。
そうやってますます自分に自信がなくなっていくということを繰り返していました。
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