あなたに役割を与えてくれる存在があなたの居場所を作ってくれる

もし、毎日が楽しいと思えないなら、自分以外に、命ある誰か(なにか)と過ごしてみたらどうだろうか。

それは人かもしれないし、犬や猫などの動物かもしれないし、植物かもしれないけど。
自分の帰りを待ってる命と暮らせば、ひとりぼっちじゃないって思えるし、話しかけることもできるから、試してみる価値はあると思います。

人は、誰かの役に立っているという役割があった方が、生きていて楽しい。
そう思えるだけで家に帰るのが楽しくなるから。

役割があるということは、誰かと繋がっているということ。
自分が世話をすることで、目の前の誰か(なにか)の命が続いてくという喜びがある。

面倒を見るという役割があるだけで、毎日布団から出てご飯を食べられるし、健康でいようと思える。
役割のある場所が、自分の居場所となる。

勉強のために単身で東京に出て来たばかりの頃の私の側に、もしこの子がいなかったら。
きっと何もせず、一日中布団の中で過ごしていたと思う。
ご飯もちゃんと食べなかっただろうし、そもそも外にさえ出なかっただろう。

そう考えると孤独って怖い。

SNSで誰とでも繋がれる時代だからこそ、実際に会って顔を見ながら話をする。
そんな関係を大切にしながら。
それと同時に、命ある誰か(なにか)を家に迎え入れてみたらどうかな?

私はこの子がいたから、この子のために食事を用意しようと朝起きていたし。
ついでに自分も食事をした。
この子のお散歩のために外に出ていたし。
外に出るために顔を洗ったし着替えもした。

そんな生活を続けていく中で、心の栄養が溜まり、活力を他へ向けられるようになっていきました。
だからもし、毎日が楽しいと思えないなら、自分以外に、命ある誰かと過ごしてみてください。

それは人でもいいし、犬や猫などの動物でもいいし、植物でもいい。
あなたがお世話をすることで、命が続く体験をしてください。
そしていつか来る別れを想定して、準備をしながら毎日を過ごしてみてください。

そんな毎日を送るだけで、きっと心が今よりも強く健康になると思います。
ではまた。