人生のゴールとは〜人生はゴールとスタートの繰り返し

昨年末に合格をいただいた、心理カウンセラー協会の倫理に、こんな一文があります。

常にカウンセリング、心理学を中心とする関連諸学会に視野を広め、それらの理論と実践の研究につとめるとともに、常にその資質と能力、人格を高める努力をしなければならない。

要するに、資格を取って終わりではないということだと、私は受け取りました。
ここからがスタートで、さらに視野を広めたり、学び続ける努力を止めないようにと、書かれていると理解しました。

もっと身近な例を挙げるとすれば、「結婚はゴールじゃない、スタートだ」という人も多いし、聞いたことがあると思いますが。
よく考えてみれば、人生にゴールなんてないのかもしれないと思いました。

資格を取って終わり。
講座を受けて終わり。
起業して終わり。
ではないですよね。

就職も、入学も、結婚も、出産も全部スタート。
就職するというゴールに向かっていたとしても、就職ができたら、さらに新しいスタートを切る。
人生はゴールとスタートの繰り返し。

だとしたら、常に学び続けることが大切だなと思いました。
ひとつひとつの目標を達成し、達成感をしっかり感じながらも、さらに高みを目指す。
なんていうと、すごくかっこいいけど。

いろんなことに興味を持って、新しいことや知らないことを毛嫌いせず。
自分の目で確かめてから判断できるように、行動し続けていれば。
それが学び続けることに、つながるのかなと思います。

例えば、私は手のもみほぐしをしているけど。
新しい技法や新しい言葉、私がまだ知らない情報に出会ったときに。
なんだろう?と疑問を持てる素直さを持っていたいし。
教えてくれる人がいるなら、話を聞ける素直さを持っていたい。

そして自分でも調べる努力をして、いただいた情報を活用する貪欲さも忘れずに。
吸収したものを私の中で化学変化させて、アウトプットしていくことが、学び続けるということだと思います。

昨年は、心理カウンセラーの勉強をして、試験に合格するという目標に向かって1年間頑張ってきましたが。
今年、メンタルトレーナーの講座に挑戦したり、6月からも、新たな挑戦をしようと思えるのは。
倫理にある「学び続ける」ことの大切さを、教えてもらったからだと思います。

もし、人生にゴールがあるとしたら、それは死を迎える時なのかなと思っています。
私が私でいられる最後の瞬間に、走り切ったと思えれば、そこがゴールだと。

最後の瞬間に「いい人生だった」と思えるように、私は生きていきたいと思います。

ではまた。