「強くありたい」って思う人ほど、
悩んだときに、一人で抱え込んでしまう。
誰にも言わず、
心の中で、ずっと静かにもがいている。
一人で乗り越えるのが、強さ?
落ち込んでも突き進むのが、強さ?
たしかに、それもひとつの強さかもしれない。
でも、私はこう思う。
誰かを頼るのは、弱さじゃない。
本当の強さって、
「助けて」って言える勇気なんじゃないかな。
だって、弱いままじゃ言えないもん。
プライドをちょっと脇に置いてでも、
誰かに助けを求められるって、
とても強くて、かっこいいことだと思う。
それに、
頼れる人が近くにいるって、
とても大きな財産なんだよ。
君には、その財産がある。
だから、遠慮しないでいい。
周りの人に頼っていい。
迷惑をかけてもいい。
大丈夫。
君の大切な人たちは、そんなことで離れたりしない。
そして、
今、君が誰かを頼ることで
いつか、その人が困ったとき、
君が頼られる人になる。
そのとき君はきっと、
「頼られる強さ」を持っているはずだから。
だから今は、
君が頼る番なんだよ。
かっこつけなくていい。
泣いたっていい。
しんどいなら、誰かに話していい。
人は、一人で生きてはいけない。
みんなで支え合って生きていくんだよ。