たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②

こんにちは。たまちゃんです。
この度女性のお悩みカウンセラーとして活動していくことにしました。

今回は前回の「たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで①」の続きです。

生い立ちとは少し違う視点から、私が女性のお悩みカウンセラーになるまでのことを書いています。
では、たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②の、はじまりはじまり。

たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②両親の離婚と引っ越し

両親が離婚した7才のまで少し時間を戻すね。

私の告白が原因で、その日の夜に離婚が決まった両親。
夜中に両親に呼ばれ、どっちについて行くか聞かれた。
正直どっちも嫌だし、どっちでもよかった。

私には4つ上の兄がいて、兄は私に優しかった。
その兄が母を選んだから、私も母について行くと言っただけで、どうしても母がいいというわけじゃなかった。

それからすぐに、ランドセルに教科書を詰めて家を出た気がする。
母と兄と私と妹。
姉は事情があって父の元に残った。

車に乗せられ、どこに行くのか分からないまま時間が過ぎてく。
運転してたのは母の浮気相手の男。
朝になって着いた先は、共同トイレ、共同炊事場が設置された古い共同住宅。

玄関を入ると、長い廊下に沢山のドアが並んでた。
トイレは汲み取り。
たぶん、男の家だったんじゃないかな?

6畳くらいの一間に4人が転がり込んだんだ。
本当にお金がなくて、豆腐一丁をみんなで分けて食べたりしたっけ。


たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②お父さんとは

男と暮らし始めてすぐ、今日からこの人がお父さんよって母に言われて、嘘やんって思ったよね。
お前誰やねん!って子供心に思ったよ。

この頃の記憶はほとんどないけど、しばらくしてから別のアパートに引っ越ししたのは覚えてる。
小さな台所と6畳二間の狭いアパート。
お風呂はなかった。
あんまり銭湯に連れてってもらえなかったから、やっぱりお金がなかったのかな。

どうしても男をお父さんと呼べなくて、おじさんと呼んでた。
そしたらある日、その男が泣きながら母に文句を言ってて。
どうしてあの子は、自分をお父さんって呼ばないんだって泣いてて。

アホちゃうかって思った。
人の家庭を壊しといて、お父さんって呼べってか?
ずいぶん自分勝手だよね。

でもその後、私は母に厳しく叱られて、お父さんと呼ぶことにしたんだけど。
何度も何度も、お父さんと呼ばせるのが気持ち悪かったな。


たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②赤ちゃんが来た

アパートに越してすぐ、母が妊娠した。
まだこの頃は家事もやってて、食事も作ってくれてたっけ。

だけど、この頃から少しずつ母が変わっていった気がする。
もしかしたら、とっくに母として生きることをやめてたのかもしれないけど。
母の変化がはっきりと見えるようになっていった。

お腹が大きい頃はまだよかったんだけど。
赤ちゃんが生まれてからは、少しずつ家を空ける時間が長くなっていった。

赤ちゃんと留守番させられてる時、大きな声で鳴く赤ちゃんをどうしていいか分からず。
ミルクを作って飲ませたり、抱いてあやしてた記憶がある。

赤ちゃんは可愛かった。
小さくてふわふわで甘い匂いがした。
こんなに可愛いのに、母はどうして側にいないんだろうって不思議だったな。

面倒見る気がないのに赤ちゃん産むなんて、無責任だなって思った。
そしてこの経験が、のちに幼児虐待をする世の大人たちへの憎しみとなっていく。


たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②お姉ちゃん

アパートに越して1年後の夏。
私が8才の時だ。
突然お姉ちゃんがアパートを訪ねてきて、それから一緒に暮らすようになった。
ここからは姉じゃなく、お姉ちゃんと呼ぶことにするね。

このときの話はお姉ちゃんとしたことがなくて。
なんとなく聞けずにこれまで来ちゃったけど。
お姉ちゃんは一生懸命働いて、その後ずっと家計を助けてくれてた。

お姉ちゃんは私の7才上だから、この時はまだ15才。
本当は学校に行きたかったと思う。
思い出しただけで泣けてくるよ。

お姉ちゃんはいろんな仕事をしてたな。
楽しそうに仕事のことを話してくれてたけど、想像もできないような苦労をしてたと思う。

親の身勝手な行動に振り回されてたのは私だけじゃなく、姉も兄も妹も赤ちゃんもみんな同じだった。


たまちゃんが女性のお悩みカウンセラーになるまで②本格的に壊れ始める家族

それから2年後、もう少し広いマンションに引っ越しをした。
たぶん私が10才だったと思う。

この頃から、母も男も夜遅くまで帰ってこない日が増えていった。
パチンコだったり、飲みに行ってたり。
母がスナックで働いてたこともあったっけ。

雨が降ると男は仕事に行かず家でゴロゴロしてたから、工事現場の日雇いの仕事でもしてたのかな?
そのうち雨じゃなくても家にいたりしてるのを見て。
この人はきちんと働けない人なんだなって子供心に感じてた。
こんな働かない男のどこがいいんだろうって思ってたっけ。

ここから家族の崩壊が加速していった。
母が母でなくなり、男は嫉妬に狂う悪魔と変わっていったんだけど。
それはまた次のお話にするね。


シェアしてね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です