失敗するたびに自分を責めちゃう人へ

失敗したとき。
つい自分を責めてしまうこと、ありますよね。

「あのとき、ああしていれば…」
「あんなこと、言わなければ…」

気づけば、後悔という川の中で
ずっと同じところをぐるぐる回っている。

でも、私はそんなとき、
ひとつの選択をします。

それは——
あきらめる。

え?あきらめるの?って思うかもしれないけど、
ここでいう「あきらめる」は、
「手放す」という意味の「あきらめる」。

もう、過去には戻れない。
それが真実。

だったら私は、
「過去に執着すること」を手放す。

後悔しても、自分を責めても、
未来は変わらないから。

それよりも、
未来を変えるために「今できること」を探したい。

そして
次に同じ状況になった時にどうしたらいいかを考えて備えたい。

たとえば、
川を流れているあなたが、
ずっと下流ばかりを見ていたらどうなると思いますか?

上流から流れてくる小石や木の枝に気づけない。
だから、ぶつかってしまう。

これって
過去ばかりに目を向けていたせいで
同じ状況になっても気がつけず
同じ後悔を繰り返してしまうということ。

でも、目線を上げて、上流を見れば、
ぶつかる前に、よけられるかもしれない。

未来って、上流から流れてくるんです。
だから、見ていたいのは「これから」のほう。

何度も同じことで後悔してしまうのは、
あなたが優しいから。
真面目だから。
ちゃんと考えているから。

でも、そろそろ顔を上げていい頃です。

未来は、まだ真っ白なキャンバス。
そしてその筆を持っているのは、今のあなた。

だから、大丈夫。

今日ここから、
また新しい一歩を描いていきましょう。